2014/05/24

日本出張でのこと~その1

現在日本出張で東京に滞在しています。
今回は週末2日間の個別カウンセリングに加えて、法人営業も毎日入っているので
なかなかハードではありますが、やはり普段カナダと日本の間でメールとSkypeベースで
仕事を進めているので、直接パートナー企業やお客様となる生徒さんに会うのは
私にとっても非常に貴重な時間になっています。



















 前回同様、今回も非常に学びが多い出張となっているのですが、特に改めて考えさせられたのは、
営業という職種について。
前職も営業畑であったということで、1日に立て続けにアポイントが入って朝から晩まで
企業訪問するというのは、とても楽しいし、やっぱり自分自身がイキイキできるなー、
仕事を楽しめているなーという感覚はあります。

もちろん今は業種が違うので、商談内容も全く違ってくるのですが、根本的な部分は変わらないというか、基本的にはいかに相手の話に耳を傾けて、その中で抱えている現状の問題だったり、課題について
解決策を見出していく、そしてお互いの企業にとって+になるものへと改善したり、新しく生み出していくことが営業という仕事だと思います。
ある意味、クリエイティブな職種というか、営業=数字・仕事を取ってくる とか、営業=モノを売る みたいなイメージですが、実際はそれは表面的な部分だけであって、本当はもっともっと深い仕事なんだと
思っています。

それぞれのパートナー企業、お客様にはそれぞれの問題・課題があります。
まずもってそこをしっかりヒアリングすることはこの仕事にとって不可欠であって、ちゃんと相手の側に立った状態でその問題・課題の現状把握が必要です。

そしてその上で、ではどうしたら良いか?という部分を考えていくわけですが、営業側が毎度アイデアや提案を出すだけではなくて、私の感覚としては、自分がその相手の企業の社員だとするという立ち位置で、
一緒に次の一手を模索していくというか・・・・そうじゃないと結局こちら側の言いたい話だけをして、
売りたいものだけを売って、自社にとって利益があることばかり優先で動くようになってしまうと
思うからです。

数字や結果は後からついてくるとよく教えてもらってきましたが、まさにそういうことだと思います。
目先の利益や自分のことばかり考えていては、結局それまでであって、継続的なお付き合いや結果は作れない。
相手に信頼して相談してもらえるからこそ、そこに「腹を割って話せる関係性」というのが
できるわけで、そこができていない関係性でやっぱり良い仕事はできないし、最終的にはお互いにとってメリットがないとも思います。

今回の出張でも再度営業という仕事の基本となるものを再確認でき、純粋にもっとお客様やパートナー企業のことを考えようと思えたし、もっと大事にしようと思いました。

やはり自分自身の社会人経験を振り返っても、上司や部下、同僚から学んだことはもちろんたくさんあるけれど、いろんな面でこれまでお客様やパートナーさんから教えてもらったことというのが本当に大きかったと思うから。

いろいろと簡単でないこと、大変なことも多いですが、それでもやっぱり仕事って楽しい、働くことが好きだなーと素直にそう感じることができました。

0 コメント:

コメントを投稿