2014/05/18

こんな部下は上司・会社に必要とされる10箇条

 先日、尊敬する企業の社長さんのブログで、『部下は上司をしっかりと見ている!』という
内容の記事があり、まさに世の中の所謂上司と呼ばれて部下を持つ立場にある人達からすると、
襟を正すような思いを頂かざる得ない記事でありましたが、それを踏まえて、それではその逆でどんな部下が上司から必要とされるのか・・・・というのを少し考えてみました。



















上司という立場だから、こうあるべきだと責任も理想も決められてしまうことは、もちろん人の上に立って動く以上は、やむを得ないことであり、より厳しく求められて当然だとは思います。
しかし、それでは部下は上司に求めるばかりで、いつも責任は上が取ってくれるだろうと思っていたらそれでいいのか・・・・というと、それもまたおかしい話であって、上司に求められる部下像、つまりその後もPromoteしていける人材にも一定の基準のようなものはあると思います。

■こんな部下は上司・会社に必要とされる10箇条 ※私個人の意見です。

1・正直、素直で熱心!
→とにかくこれが基本中の基本。私も人を見る時はいつもこれを基準とします。

2・仕事の報酬をお金だけだと思っていない。
→もちろんお金も大切。でもそれだけでしか動かないというのもちょっと寂しい。

3・自分で考えて動ける。
→所謂、どうしましょう症候群ではなく、「こう考えましがどうでしょうか?」と聞ける人。

4・報告、連絡、相談が徹底されている。
→これを怠ると組織が成り立たなくなる。

5・頼まれたことはすぐにやる。
→基本的に上司からの頼まれごとは優先事項として動く。もしくはきちんと納期を確認して動く。

6・気づきの能力が高い。
→言われなかったからやりませんでしたは通用しない。自分で気づいて判断できる人。

7・一歩上の立場で物事を考えられる。
→自分は責任はないという考え方ではなく、自分が上司で部下を持ったらどうするか、
自分が上司の立場だったらどう判断するかという視点で物事を考えられる。

8・責任感がある。
→もちろん最終的にはそうではなくても、自分の仕事は自分で責任を果たすという意志がある。

9・夢や目標を持っている。
→自分はこうなっていきたいという目標を持っていて、周りに話をできる人は、周りからの援助も受けられる。

10・人として信頼できる。
→会社での関係性を越えて、人間として信頼できて、愛嬌のある人。


さて、あなたの部下にはこの項目にいくつあてはまる人がいますか?
あなたは自分でいくつあてはまっている部下だと思えますか?

いつも思いますが、完璧な人間はいないし、上司には上司になってみないとわからない苦しみや問題や痛みがあり、部下には部下にしかわからない苦しみや問題や痛みがあるもの。

だからこそ、お互いに相手の立場での視点でものごとを見たり、考えたりしていくことがとても大事で、そうやって人間関係も、信頼関係も構築されていくものではないでしょうか。

そしてそこが強く築き上げられている組織ほど強い会社はないと思います。

私も昔は本当によく上司を困らせてしまったものです。本当に大変だったと思います。
(今更ながらにごめんなさい・・・)、クレーム対応も一緒に頭を下げてくれて、休みの日も一緒に仕事をしてくれて、不満や愚痴をいつも聞いてくれて。今考えても本当に頭が下がる思いです。

今だからこそわかることがたくさんあるわけですが、上司の立場にある人は上記のような人材に
ついてきてもらえるような自分を作らなければならないと思うし、 部下の立場にある人は上司を少しでも助けられて、自分を必要としてもらえるような仕事ぶりをする必要があると思います。







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